銀行カードローン審査基準や流れは?通過出来ない人の特徴

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銀行ATMにカードローン契約案内が出る?

ATM

銀行ATMを利用していると、何かの処理の最中にATM画面に様々な広告・宣伝が表示されます。

 

その中には、例えば金利キャンペーン中であるのを売りに、カードローンへの申し込み画面が表示されることもあり、その画面から続けて申し込みをすることも可能です。

 

よく目撃情報を聞くのは、みずほ銀行ATMで限度額50万円のカードローンが表示画面に案内されます。

 

銀行ATMにカードローン申し込み画面が表示される方は、基本的に銀行との間にそれなりに取引がある方が主となっています。

 

ただ、最近までは割とランダムに広告表示がなされていたようで、その画面から銀行カードローンに申し込みをしても、審査に有利であるという明確な根拠はありませんでした。

 

ランダムといっても、まだ銀行カードローンの契約がない顧客で、銀行口座を保持しているという最低限の前提はあります。

 

しかし、それだけの条件では銀行側も貸付が可能な顧客を絞り切ることが出来ず、またATMの混雑時は回転率が悪くなってしまう要因にもつながります。

 

その為、せめて銀行の取引において問題がない、又は過去にカードローン以外のローンを契約していたことのある顧客にATM広告の表示は限られてくる流れになってきています。

 

また、すべての銀行ATMにおいてカードローンの案内が出るとは限りません。
案内が出ない銀行の場合は、ATMからカードローンの申し込みをすることは出来ません。

ATMに広告が出たら銀行カードローン審査通過確定!?

 

勝利

 

加えて、少し前までは、ATMにカードローン申し込み案内が表示された場合は、審査に通過しているため即借り入れが可能!というような情報が多かったのですが、実はそうとも言い切れません。

 

確かに、銀行ATMでカードローンの案内が出るという事は、銀行との取引を積極的にしていることの現れです。

 

ところが、カードローン審査通過可能かどうかは、口座がある銀行との取引実績だけでは決められません。

 

その為、信用情報機関に信用情報の照会が改めて必要になりますから、そこで他社の借り入れや過去の借り入れ履歴など細かく精査された後には、審査に落ちてしまう可能性も少なからずあります。

 

また、銀行カードローン審査に通過するには、銀行のバックにいる保証会社の保証を受けられなくてはいけません。

 

そのあたりの判断も、基本的にはカードローン申し込み後になされるといえます。

 

では、なぜ「ATMにカードローン広告が出れば審査通過可能!」という情報があるのか?といえば、事前審査や自行ローン実績の評価(カードローン除く)はATM広告表示前に行っている銀行もあるからです。

 

銀行カードローンでは、口座やネットバンキングの登録があることで、申し込み時の本人確認書類が省けることがしばしばあります。

 

それは、口座開設時やネットバンキング登録時、又はその他の商品の利用の際に、詳細で正確な個人情報を銀行側に顧客が伝えているからです。

 

すると、銀行側は顧客のカードローン審査でいうところの属性が把握でき、口座があり定期的に給与などが振り込まれているなら安定した収入があることも確認可能でしょう。

 

加えて、自行の他のローンを順調に返済しているまたは完済した履歴がある。となれば、銀行側はそのような情報の確認が出来た顧客は優良な顧客とみなします。

 

それらの判断をしたのちで、カードローンが未契約の優良と判断可能な顧客に対して、ATMでカードローン広告の表示している銀行もあるのです。

 

そういった銀行側の顧客の選りすぐりが行われていることが、ATM表示=審査通過という構図が出回った理由といえます。

 

ただし、その場合も結局は、銀行は自行との取引内容だけで貸付可能か目安を付けているだけなので、他の銀行や消費者金融で顧客が借り入れをしているかの判断が付きません。

 

つまり、あくまでATMの銀行カードローン広告は審査通過の可能性を仄めかす程度のものであり、カードローン審査通過の確定を示唆するものではありません。

 

実際はATMのカードローン案内=審査通過が確実なわけではありませんから、勿論、異動情報が信用情報に載っている方は、ATMの案内画面から申し込んだとしても借り入れが出来ることはありません。

 

審査に落ちる要素がない時のATM申し込みが便利

 

信用情報に問題があったり、他での借り入れ件数と収入などの返済能力を照らし合わせて無理がありそうなら、例え銀行ATMからカードローン申し込みをしても、審査には落ちてしまいます。

 

勿論、銀行ATM広告から申し込んだとしても、審査に落ちればその履歴は信用情報に記載されてしまいます。

 

その為、自身に他の借り入れや信用情報の傷がある事を理解しているにも関わらず、審査通過できる!と思って安易にATM広告から申し込むのは危ういといえます。

 

ただ、逆に特に借り入れなどで問題があるように思えることがなく、借り入れの必要があるなら、ATM広告から銀行カードローンに申込んでみるのは良いでしょう。

 

先述もしたように、既に銀行側が目安を付けている場合は、カードローン契約手続きが通常よりスムーズに進む可能性があります。

 

また、契約する銀行にもよりますがATMから申し込みをした場合、キャッシュカードにローン機能を付帯する形での利用になることが多いです。

 

すると、ローンカードを改めて発行する必要がないので、審査通過後すぐにローン機能付帯型キャッシュカードで借り入れが可能となります。

 

ただし、ATMが混雑している場合、ATMからのカードローン申し込みは避けた方が良いでしょう。

 

通常のカードローンもローン付帯キャッシュカードでの契約も、今はネットから出来る所がほとんどです。

 

案内が出たから、ひょとしたら借り入れできるかも?という心持で、改めてネットや自動契約機からカードローンに申込むことも出来ます。

 

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