銀行カードローン審査基準や流れは?通過出来ない人の特徴

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カードローン低金利高額希望は審査に通過可能か?

大量

 

借り入れ目的によっては、高額が必要なこともあると思います。

 

実際、銀行カードローンの最高限度額は高いものだと最高800万〜1000万円まで扱っている金融機関があります。

 

限度額設定が高額になると、貸し付け金利は低金利になります。

 

銀行カードローンの最高限度額で、もし契約できた際の金利は4%ほどとなります。

 

銀行カードローンでは、限度額設定が300万円以上となると、金利が1桁になることが多いです。

 

その為、銀行カードローンの契約を検討する方の中には、高額で申し込身をしようと考える方もいるでしょう。

 

しかし、基本的にカードローンで借りられる金額は、それほど高くないといえます。

 

特に、新規の借り入れ契約の場合は、一般的に限度額50万円までの契約成立が多いです。

 

限度額50万円以下の設定の場合、銀行でも消費者金融でも上限金利が設定されます。

 

銀行なら金利14.0%、消費者金融なら18.0%くらいが大体適用される金利になります。

 

その為、初めからカードローンで1桁代や12〜10%という低金利で借り入れが出来ることはめったにないです。

 

金利12〜10%というと、銀行カードローンで限度額が大体100〜300万円の範囲で設定される必要があります。

 

初めは限度額50万円でも、カードローンは増額申請をすることが可能です。
ただし、増額を申し込む事で、再審査を受けることになるので、与信状態が良好であることが前提となってきます。
返済遅延を起こしたり、他社借り入れ件数が嵩んでいなければ、限度額の増額も難しくありません。
しかし、借り入れ契約してすぐは増額することは出来ませんから、最低でも1年ほどは契約先で利用実績を積む必要があるといえるでしょう。

 

高額を借りるには信用も年収も必要!

 

希望額が高額でなければ、カードローン審査でそこまで年収や年収を含む他の属性情報というのは、実は重視されません。

 

審査通過をするだけなら、年収が低かったり属性評価が高くなくても、そこまで難しくないです。

 

しかし、高額を借りるとなると、勿論ですが返済していく額も多いわけですから、金融機関としては貸し倒れリスクを気にしないわけにはいきません。

 

返済額が多いという事は、返済期間も長くなる可能性が高いので、利息が嵩んでしまう可能性もありますから貸し倒れリスクが危惧されるわけです。

 

その為、信用情報の状態が良いだけでなく、高額の融資を受けても返済に余裕がみられるくらいの年収が求められる傾向にあります。

 

また、年収以外の勤続年数や職業などの属性情報は年収が高い事の裏付けになります。

 

したがって、少額融資の場合は属性評価がそこまで審査結果に影響しなくても、高額融資の審査では参考にされるといえるでしょう。

 

高額融資が受けられるという事は、審査で信用して貸付が出来るとみなされることになるので、限度額に伴って金利も低くなります。

 

限度額も金利も、審査上での借り入れ側の信用によって左右されるので、伴って変動するといえるでしょう。

 

つまり、限度額設定が高く、高額融資が受けられるなら、金利も高くなってしまう事はないといえます。

 

ただ、金融機関毎にそれぞれの限度額で設定している金利の範囲は変わってくるので、借りたい金額によって契約先は吟味した方が良いです。

 

審査通過を優先させるなら少額希望?

 

コイン

 

カードローンは、年収が高ければ高額が低金利ですぐ借りられる!というものではありません。

 

どちらかといえば少額の融資を最短即日など、スピーディーに貸すことが出来るような仕組みにカードローンはなっています。

 

その為、カードローン審査をスムーズに、なるべく確実に通過したい場合は、高額の借り入れ希望での申し込みは避けた方が良いでしょう。

 

審査通過の確実性を優先させるなら、借入額は10〜30万円を希望額とするのが理想的といえます。

 

確かに、カードローンで50万円以下の借り入れ額を契約すると、大体契約したカードローンの基準金利の上限金利が適用されるので、低金利とはいいにくいです。

 

しかし、貸し付け側としては、まず少額を貸してどの程度しっかり返済をしてくれるか見極めたい事でしょう。

 

加えて、結局のところ、限度額も金利も審査で貸付側が判断するので、返済能力が認められれば、少額希望で申し込みをしても上の限度額を勧められることがあります。

 

つまり、無理に高額で借り入れ希望をはじめからするよりも、ほどほどの借り入れ額で希望して貸付側の判断をとりあえず仰ぐのが良いわけです。

 

問答無用でいくらも借りられずに審査落ちするよりも、少しでも借り入れが出来る可能性を高めた方が建設的といえるでしょう。

 

特に、消費者金融カードローンの場合は総量規制により年収の3分の1までしか借り入れが出来ないわけですから、高額の借り入れはし辛いといえます。
では、総量規制対象外の銀行カードローンであれば、年収以上の借り入れが出来るか?といえば、消費者金融程シビアではありませんが目安はやはり年収の3分の1程です。

 

カードローンは高額融資に向いていない?

 

カードローンや他の借り入れを長く利用して、ローン利用実績を積んだとしても限度額は最高100〜200万円まで設定されれば良い方でしょう。

 

というのは、カードローンは個人向けの少額融資が主な用途であるローンプランとして取り扱われている商品だからです。

 

一応最高限度額として800万円という設定をしているカードローンも中にはありますが、最高限度額が借りられることはほぼありません。

 

ただし、カードローンでは貸付額が少額である代わりに、限度額の範囲で借り入れ側の都合に合わせて繰り返し借り入れが可能となっています。

 

加えて、カードローン契約においては原則、保証人や担保が不要です。

 

その様な特徴は、逆に高額融資に対応している銀行フリーローンなどにはありません。

 

また、貸付額が少額であることが前提である為、カードローンの金利は他のフリーローンや目的ローンと比べて高めなのです。

 

貸付額が少額だと、完済までに時間がかからないので、金融機関は得られる利息(利益)が少なくなってしまいますから、その分利率を高くしているといえるでしょう。

 

その為、カードローンへ借り入れ希望額300万円などと申し込むより、その様に一度に高額融資が必要なら銀行フリーローンなどへ申し込んだ方が用途としては合っています。

 

カードローン金利は保証料が含まれている

 

ちなみに、カードローンの金利は実質年率などと冠されていることが多いと思います。

 

実質年率とは、金利での利息分以外にATM利用手数料を除いた、手数料や保証料がかからないことを意味ししています。

 

もっというと、カードローン契約をするには、保証会社の審査に通過することが前提なので、その保証料が金利に含まれています。

 

銀行フリーローンの場合は、金利とは別に保証料や繰り上げ返済手数料などがかかってくることがありますが、カードローンの場合はそのような別途手数料はありません。

 

その様なこともあって、カードローンの金利はフリーローンよりも高めに設定されています。

 

カードローンで低金利高額借り入れするならおまとめローン?

 

集まる

 

限度額の範囲で用途自由に借り入れが出来る、一般的なカードローンでは何百万円と借りるのは上述してきたように難しいです。

 

ところが、カードローンでも例外的に高額を低金利で借り入れが出来る場合があります。

 

それは、複数の借入先を一本にするおまとめローンで契約した時です。

 

おまとめローンは、借り入れ件数が2〜4社までに嵩んできた時に検討するもので、それらの残高を一纏めにするので総額残高は100万円を超えることも珍しくありません。

 

そして、上限利息法によって、借り入れ額100万円以上の貸付金利は15%以下でなくてはならないと定められているので、必然的に金利は15%以下となります。

 

しかし、おまとめローン後は借入先を再度増やすことは規約違反となるので出来ません。

 

また、通常の銀行カードローンでおまとめが出来た場合は違いますが、おまとめ専用ローンなどで契約した場合は借入後の追加借り入れは一切できません。

 

追加の借り入れが一切できないという事は、返済一徹になるという事です。

 

以上のように、無条件にカードローンで高額を低金利で借入れることは、まず出来ません。

 

下手に高額借り入れ希望額でカードローン申し込みをするよりも、とりあえず50万円以下の借り入れ額で申し込みをするのが、カードローン審査通過にもつながるといえます。