銀行カードローン審査基準や流れは?通過出来ない人の特徴

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審査が緩い銀行カードローンは実在するのか?

チェック

 

審査が緩い・甘いといったカードローンとして、中小・零細消費者金融などがよく挙げられます。

 

確かに、中小消費者金融や街金などは、銀行や大手消費者金融ほど知名度がなく集客力に欠けるので、多少の貸し倒れリスクがある顧客でも取る可能性は高いです。

 

しかし、返済不能になる可能性が高い顧客を多く抱えている分、金利が銀行よりは勿論、大手消費者金融よりも中小消費者金融などは高いといえます。

 

その為、リスクを金利を高くすることで緩和しているといえるでしょう。

 

その点、銀行カードローンは大体消費者金融カードローンなどと比べたときに、低金利ですからあまり貸し倒れリスクのある顧客は抱えないといえるでしょう。

 

基本的に無条件に緩い・甘いとと言われるような審査基準のカードローンはないと考えた方が良いです。

 

ちなみに、審査がないローンを扱っているのは違法業者くらいです。

 

つまり、実質カードローン審査が全くない銀行や消費者金融はありません。

 

銀行カードローンの審査基準が緩くなるタイミングがある!?

 

審査基準が緩くなるというと語弊があるかもしれませんが、銀行がカードローンで新規顧客を獲得したい時期というのがあります。

 

それは、3月や12月、四半期決算前といった決算の前や銀行カードローンで何かしらキャンペーンをしている時です。

 

決算前は少しでも売り上げを伸ばすために顧客を獲得したいですし、キャンペーンをやっているならそれ相応の費用対効果がなくてはサービスを提供している方が損をしてしまいます。

 

その為、普段であれば審査通過が微妙な方も審査で取ってもらえる可能性があるという事です。

 

しかし、決算前やキャンペーン開催時であれば、必ず審査通過できるのか?といえばそんなことはありません。

 

また、信用情報に長期の延滞や金融事故の履歴があっても、それらのタイミングであれば銀行カードローン審査が通過できる!というわけでもないので注意してください。

 

あくまで、カードローン審査通過の最低基準は満たしていなければ、いつ申し込みをしても借り入れが出来ることはありません。

 

年収200万円未満もしくはアルバイトでも借りられる銀行は審査が緩い?

 

カードローンは銀行であっても、年収の高さや雇用形態だけで審査通過が決まるわけではありません。

 

カードローンは収入の安定性と与信状態が重視される傾向にあります。

 

また、年収が200万円以下で低くても、借り入れ希望額が収入に見合わないほど高額でなければ、銀行カードローン審査に通過することは難しくありません。

 

雇用形態がアルバイトのような非正規雇用の方の場合も、年収が高いか低いかと同様に、返済能力に見合わない金額での申し込みでにないなら、正社員ではないという理由だけで銀行カードローン審査に落とされることはないといえます。

 

銀行カードローンは、何となく年収が高くて正社員や公務員でないと審査通過出来ないのでは?というイメージがあるかもしれませんが、実際はそんな事はありません。

 

加えて、アルバイトOKと公式HPで謳っている銀行カードローンであれば審査が緩く済むという事もないので、思い込まないようにしましょう。

 

銀行カードローンの審査通過率はどうなの?

 

消費者金融などは公式サイトの企業情報(IR情報)で審査通過率を公表したりしています。

 

大体、どの消費者金融カードローンも約40%程が審査通過率となっているので、申し込みをした半分より少ないくらいの方が実際に審査に通って借り入れが出来ているわけです。

 

ところが、銀行カードローンは基本的に審査通過率の公表をしていないことが多いです。

 

その様に審査通過率が不透明な点も、銀行カードローンの審査が厳しいと噂される要因かもしれません。

 

ただ、審査通過率が高いカードローンに申込んだからといって、必ず自身も通過できるわけではないので通過率を気にして契約先を選ぶよりは、金利などの貸付条件が自身にあったところを選らんだ方が良いでしょう。

 

また、銀行カードローンの審査は主に保証会社が担っているので、銀行側は審査基準の詳細を把握していない為に通過率を公表していないともいえます。

 

銀行カードローンの保証会社は消費者金融や信販会社が請け負っていることが多いです。

 

その為、審査通過率の高いカードローンを扱っている消費者金融が保証会社をしている銀行カードローンは審査通過し易い!というような噂もありますが、真偽のほどは定かではありません。

 

どちらかといえば、銀行カードローンの保証会社として審査にあたっている消費者金融が、自社カードローンの審査基準と同一の審査を保証業務でも行っているとは考えにくいです。

 

審査通過率が高い消費者金融は審査が緩い?

 

消費者金融は銀行よりも金利を高くし、その分顧客の貸し倒れリスクも取る事が出来るため、銀行よりも審査通過率が高いといえるでしょう。

 

ただ、審査通過率が高いからといって、絶対的に審査が甘く緩いカードローンといえるかどうかは微妙なところです。

 

というのは、例えば、たまたま審査通過率を計算する時期の申し込み利用者の与信状態が、その金融機関の審査基準を満たしている事が多かったという場合も考えられるからです。

 

審査通過率の高低だけで、自分が審査に通過できるかどうか、審査が甘いかどうかを見極めるのは無理があるといえるでしょう。

 

そもそも、他社借り入れが嵩んでいる状態や信用情報に延滞や異動情報があるわけでなく、収入に見合った借り入れ額を希望するなら、審査が甘いカードローンなどを検討せずとも審査通過は難しくありません。

 

審査なしなら違法業者でも良いから借りたい!

 

そんなことを思う方もいるかもしれませんが、違法業者を利用するくらいなら自己破産をした方がマシです。

 

違法業者は基本的に借り入れ側の信用情報も属性も審査で問う事はしない代わりに、延々高金利で借り入れ側の金銭を搾取します。

 

また、昨今の違法貸金業者、所詮ヤミ金は一昔前のように如何にも厳つくて怖い風貌ではなく、話し方なども基本的には一般人と変わりません。

 

そのような現代のヤミ金はソフトヤミ金と言われていますが、違法な高利貸しの仕組みは昔とほとんど変わっていないといえます。

 

しかし、店構えや店員が一見違法業者には見えない為、ヤミ金と理解しておらず、それこそ街金などの零細貸金業者だと思って利用している方が最近は多いようです。

 

加えて、ヤミ金は高金利でずっと貸し続け、不当な利益を得ることが目的ですから、きちんと返済しても完済にたどり着きません。

 

その様に違法業者からの借り入れの危険性を冷静に考慮すると、きちんと法律に則って然るべきところでお金を借りた方が良いといえます。

 

他の借り入れ先を返済不能にしたくないがためにヤミ金を利用するなら、違法業者から借りてまで他社返済をする必要はありません。

 

どうしても返済が出来なくなったなら、違法業者を利用するのではなく、債務整理や自己破産をしましょう。

 

債務整理や自己破産は法律の上で行われる借金の免責ですから、身に危険が及んだり生活が著しく破綻してしまう事はないです。

 

ところが、違法業者を利用した場合には、その様な安全性は保障できないません。

 

その為、もし銀行や正規の貸金業者の審査に通れなかったリ、返済がままならなくても違法業者だけは利用しないことをオススメします。