銀行カードローン審査基準や流れは?通過出来ない人の特徴

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カードローン審査落ち後にするべきことは何?

落ち込み

 

カードローンに申し込みをしたはいいものの、審査に落ちてしまってお金が借りられなかった!

 

実際にそういう事はありますし、そこまで珍しい事ではありません。

 

また、一つの金融機関のカードローン審査に落ちてしまったからといって、絶対にすべての金融機関から借り入れが出来ない事もないです

 

ただ、一度カードローン審査に落ちてしまっている以上、与信状態が悪い事は否めません。

 

というのは、審査に落ちたという履歴も信用情報の照会の際に、金融機関は把握することが可能だからです。

 

信用情報に問題がない事がカードローン審査では一番重要といえます。

 

その為、もしカードローン審査に落ちてしまっても、融資を急いでいるからと手当たり次第に他のカードローンに申し込む事は絶対にしないでください。

 

審査落ち直後に立て続けて申し込みはしない

 

万が一そのように複数社に申し込みをして、そこでもまた悉く審査落ちになってしまう可能性は少なからずあります。

 

最初にカードローン申し込みをして、審査落ちになったという事は、何かしら貸付側にとって貸し倒れリスクとして判断せざる負えない問題が自身の信用情報にあります。

 

または、カードローン貸付条件の確認ミスがあり、その条件に合っていないのに申し込んでしまった。というケアレスミスも考えられます。

 

例えば、貸付条件の年齢範囲外であった、年収制限にひっかかってしまっていた、という事があったりします。

 

まず、カードローン審査に落ちてしまった後することは、何が原因で借り入れが出来なかったのか見当をつけることです。

 

審査落ちの原因の見当をつけて、他の銀行や消費者金融から借り入れが出来そうなら、再度申し込みをするのが一番安全です。

 

カードローン審査落ち後にすること

チェックリスト

  • 思い当たる節がない=信用情報を開示請求
  • 他社借り入れがある=保証会社を確認する、残高を減らす
  • 信用情報に問題がある=記録が消えるのを待つ
  • スーパーホワイト=ローン実績を積む

 

信用情報開示する

 

カードローン審査に落ちた原因が自分では皆目見当がつかない!俺私ぼくワシに落ち度など何もないはずだ!!という方は、とりあえず落ち着いて自身の信用情報を確認してみてください。

 

というのは、信用情報に載る情報はそれなりに長い期間記録として残る為、何年か前の信用の傷が残っているのを忘れている可能性があるからです。

 

簡単に信用情報へ記載される情報の記録期間をまとめると以下の通りです。

 

信用情報の保管期間

  • 申し込み情報(申込先、件数など)=最長6カ月
  • 契約内容(契約日、限度額、返済回数など)=最長5年
  • 返済情報(返済日、残高、完済日、延滞情報など)=最長5年
  • 異動情報(強制解約、任意整理、個人再生、自己破産)=最長5〜10年

 

銀行カードローンを利用した、又は他のローン商品の類を契約している場合は、全国銀行個人信用情報センター(JBA)に信用情報開示請求をしてみましょう。

 

消費者金融カードローンやクレジットカードのキャッシング枠、携帯・スマホ本体料金割賦払いをしたことがある方は、JICCとCICに同じく開示請求をします。

 

開示情報の見方は信用情報機関公式サイトや、有人窓口のパンフレットに記載がありますから、それと照らし合わせて自身の与信状態に本当に問題がないかをチェックすることで、与信審査を自分でも行えます。

 

おそらく、借り入れ件数や残高が思ったよりあったり、自分では忘れてしまっているような支払い遅延・滞納の履歴が出てくるので、それらが解消されないうちは審査通過が難しいと考えましょう。

 

信用情報の上で申し込み情報は上述の通り、6カ月間記録が保持されます。
その為、審査に落ちてしまった後で再申し込みをする場合は6カ月過ぎてからする事で、審査落ちの情報が次のカードローン審査に影響しなくなるといえるでしょう。
6カ月経たないうちに何度も複数社の金融機関へカードローン申し込みをすると、申し込みブラックになるので注意が必要です。

 

他社借り入れ状況の確認

 

そこまで借り入れ件数は多くないものの、カードローン審査落ちの原因はそれかもしれない…という心当たりがある方は、他の借り先の残高が減らせるなら減らしてしばらくしてから、再度挑戦してみるのが一つ方法です。

 

若しくは、急いで他からの借り入れが必要!という場合は、現在借りている金融機関の保証会社と他の申し込み先カードローンの保証会社を確認しましょう。

 

もし、既存の契約先のカードローンと他の申し込み先カードローンの保証会社が同じ場合は、別の金融機関を検討してください。

 

その際、消費者金融は色々な銀行カードローンの保証会社を務めているので、銀行カードローンで複数借り入れをする場合は特に保証会社に注意が必要です。

 

他社借り入れは、カードローン契約だけでなくクレジットカードキャッシング枠など、他の借り入れ契約も件数や残高として含まれます。
その為、審査落ちの原因がカードローンの履歴に見当たらない場合は、クレジットカードやその他のローン契約の過去履歴や借り入れ・返済状況を振り返ると良いでしょう。

 

信用情報に異動情報がある

 

信用情報に延滞や債務整理など、金融事故による異動情報があることが分かっている場合、直ぐには借り入れができないので諦めてください。

 

異動情報にあたるもの

  • 延滞(3ヶ月以上の返済滞納)
  • 強制解約
  • 任意整理
  • 個人再生
  • 特定調停
  • 自己破産

 

延滞は返済遅延よりも長期間、基本的に2〜3カ月以上返済が滞っている状態のことです。

 

また、金融事故とは、上記の強制解約〜自己破産の事をまとめてそう言いますが、それぞれ記録の保管期間や内容は異なります。

 

返済遅延であれば信用の傷程度で済みますが、延滞となると異動情報となり金融事故と同じ扱いになります。

 

その為、最長5年間は返済延滞の記録が信用情報から消えず、その間ローン契約などはほとんどできない信用状態といえるでしょう。

 

延滞同様に、強制解約や任意整理は最長でも5年経てば、信用情報から消えます。

 

しかし、個人再生や自己破産は記録が消えるまで7〜10年ほどかかるので、長期間借り入れ契約が出来なくなります。

 

ただし、異動情報が付いたからといって、後生ずっとローン契約の類が出来ないわけではありません。

 

異動情報は最高5〜10年経つことで、信用情報からは消えますから、一度金融事故を起こした金融機関や保証会社が関わっていないカードローンやクレジットカードなら契約できる可能性があります。

 

また、その様に異動情報が消えた後、または20年以上生きてきて、一度も金銭の立て替え・分割払いをしたことがないという方は、信用情報が真っ新すぎて審査落ちになる可能性があります。

 

スーパーホワイトは信用実績を積む

 

本当に一度も携帯割賦払いも、クレジットカードも利用した事がないのに、カードローン審査に落ちてしまうのは、あまりにも信用情報が綺麗すぎて、異動情報の喪明けだと貸付側の金融機関に勘違いされることがあります。

 

異動情報が消えるまでには長い月日がかかることは先述しましたが、その間借り入れの類が出来ないので、信用情報は真っ白になります。

 

煙草を吸っていた受刑者が服役して刑期を終えて返ってくると、刑務所ではタバコが吸えない為、歯が綺麗になっていることがあるそうですが、それと同じような現象が信用情報にも起こるわけです。

 

すると、貸し付け側は、本当のホワイトなのか喪明けなのか判断が付きません。

 

その為に、審査落ちになってしまう事が少なからずあります。

 

本当に何も借り入れなどの利用を何十年もしたことがないなら、少しローン利用実績を積む必要があります。

 

一番利用実績の積む方法でオススメなのは、携帯・スマホ本体代金の割賦払いです。

 

理由は必要以上借り過ぎてしまう事がないからです。

 

クレジットカードでキャッシング枠を作って借り入れをしてみる。というのも利用実績にはなりますが、そのまま借り入れに味を占めてしまう方もいるかもしれません。

 

以上のように、カードローン審査に落ちた後でも対策や改善を講じれば、再度カードローン申し込みをした際に、審査通過できる可能性が出てきます。

 

状態によっては、借り入れをあきらめざる負えないこともありますが、それ以外の場合は直ぐにといかないものの、少しづつ効果があるといえます。

 

新社会人などで年齢が若い状態での信用情報のスーパーホワイトは珍しくありません。
その為、基本的に安定した収入があり、他社借り入れなども申し込み時点で無ければ、信用情報がホワイトすぎるという理由でカードローン審査に落ちることはないです。

 

申込額を少額にすることで再審査に通過する?

 

審査に落ちてしまった後、申し込み履歴も消えた後で再申し込みする際は、借り入れ希望額を少額にして申し込むと審査通過出来る事があります。

 

銀行カードローンでは、最低限度額が10万円であることが多いので希望額を10万円にすると、審査に落ちて1円も借りられなかった…という事になりにくいです。

 

また、融資額が少額であれば、銀行側もそこまで貸し倒れを危惧する必要がないので、希望額が低い事で審査ハードルが高くならないといえます。

 

特にこれといって明確な審査落ちの理由が分からない場合は、単純に借り入れ希望額に対して返済能力が見合わなさ過ぎたというのが原因である可能性がゼロではありません。

 

カードローンの限度額は、契約後最短で半年以上経つことで増額が申し込めます。

 

その為、審査に通過することをまずは重視して、本当に必要な金額よりも少なめの金額で申し込みをするのがオススメです。

 

一度審査に落ちてしまった金融機関のカードローンで、どうしても契約がしたいからといって、直ぐに再度申込額を低くして申し込むのはあまり意味がありません。
原則、申込額を少額にして審査を受けるのは、一度審査に落ちた後別のカードローンにすぐ申し込む場合か、6カ月以上経って申し込み履歴が消えた状態で再申し込みする場合といえます。

銀行の審査に落ちたら消費者金融へ申込むのが良い?

 

ところで、よく見聞きされる情報に、消費者金融なら銀行の審査に落ちた後でも借りられる可能性が高い!というものがあります。

 

しかし、昨今は銀行の保証会社を消費者金融が担っていることも多く、原則、審査基準に大差はないといえます。

 

その為、銀行カードローン審査に落ちても、消費者金融に再度申し込めば借り入れが出来る!と一概にいう事は出来ません。

 

ただ、消費者金融は銀行よりも金利を高めに設定している分、貸し倒れリスクを見込んで貸付をしているというのは事実です。

 

消費者金融の審査基準そのものが低いという事はありませんが、軽度の信用の傷が原因で銀行カードローンで審査落ちした場合は、消費者金融でなら借りられる可能性が少なからずあるといえるでしょう。

 

勿論、多重債務であったり異動情報が信用情報に記載されている状態では、消費者金融からの借り入れも難しいです。

 

軽度の信用の傷とは、2〜3日のような短期間の返済遅延や1度だけ審査に落ちてしまったという、微々たる不利な情報のことを主に指します。

 

ちょっとした信用の傷が銀行カードローン審査でネックになってしまう可能性は否めません。

 

その様な場合は、もし、すぐにでも借り入れがしたいという事なら借り先を消費者金融にすることでギリギリ審査通過できる可能性があるでしょう。

 

ただし、その分金利は高く付くので、出来れば軽度の信用の傷なら解消されてから、再度銀行カードローンに申込むのがオススメです。

 

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